『戦略箱』は何故20年以上も続いているのか

戦略箱の歴史

弊社の『戦略箱 Ver.2』がSFA/CRM市場で産声をあげたのが2000年、現在の『戦略箱ADVANCED(Ver.5)』に至るまで、ご利用いただいているお客様の声をもとに多くのバージョンアップを繰り返して成長してきたのが『戦略箱』です。
20数年前を振り返ります。戦略箱 Ver.2の大きな特徴は、当時全世界中でほとんど存在しなかった、完全Web版のSFA/CRM製品であった事です。 正確にはそれ以前に開発された戦略箱(Ver.1)がすでに完全なWebシステム※でした。
※Webシステムとは、Webブラウザ(Google ChromeやSafariなど)を使い、インターネット経由で利用できるサービスやシステムで、Windows、iOSなどのOSに依存しません。
2000年に日本に上陸した、Oracle社の「Siebel CRM」でさえクライアントサーバー型の製品でした。当時、某証券会社様ではクライアントPCにデータが残らないWebシステムという点が大変ご評価いただけ、ご採用に至ったこともありました。

お客様に寄り添う戦略箱

また同じころ、全国の大手企業様に多数ご採用をいただきました。なぜ弊社のような地方に本社を置くソフトウェアベンダーのSFA/CRM製品がご採用頂けたのか。その理由の一つとして、戦略箱Ver.2の時からいくつかの営業コンサルティング会社様と協業させていただいた事があげられます。これは、当時から単純にソリューションを販売する事だけをビジネスにしていた会社であれば協業はさせて頂けなかったでしょう。お客様の課題解決ツールとして、お客様と伴走しながらご導入頂き、稼働後には評価会を実施し運用の見直しをご提案するという お客様から逃げない弊社の姿勢が評価されたのだと思います。
さらにお客様への導入の場面において、戦略箱はグループウエアなどの情報系システムの導入ではなく、基幹システムであることをご説明いたします。基幹システムの導入と同様に、各業務のキーパーソンで構成される導入プロジェクト体制を構築頂くのも導入の成功要因であると思われます。
ソリューションを数多く販売するプロダクトセールスではなく、手間と時間は掛かりますが1件1件のお客様を大切に、課題解決に貢献するカスタマーサクセスを貫いているからこそ我々の戦略箱は20年以上も続いているのだと確信しております。