ひろぎんリース株式会社 様
導入年月 | 2013年3月 |
利用ユーザ数 | 62名(ひろぎんリース:50名、ひろぎんオートリース:12名) |
導入形態 | オンプレミス ※現在はクラウド |
導入目的 | 営業担当者の行動管理・案件進捗管理を効率的、リアルタイムに把握 老朽化したSFAシステムのリプレース |
- 営業担当者の行動管理(予実管理)、案件進捗管理などの効率化が可能
- 子会社「ひろぎんオートリース」との連携強化が可能
- ユーザーインターフェイスが洗練されていて画面が見やすい、適度に機能が絞られていてシンプルで使いやすいなどの理由で、MULグループ6社の満場一致で採用が決定
- 柔軟なカスタマイズが可能
瀬戸内地域有数の実績を誇る総合リース会社
個人のスケジュールを周知し行動管理が可能に
ひろぎんリースが『戦略箱』を導入したのは2013年3月のこと。10年以上使用していたSFAが老朽化し保守切れを迎えたため、契約更新を見送りExcelで日報を管理していた。各営業担当者がExcelファイルに入力したデータを集約し集計するのが面倒、基幹システムとデータが連携できないなどの問題が山積するなかで、MULグループのうち6社共同でSFAを導入しようという話が持ち上がった。
SFAベンダー数社によるデモンストレーションの結果、ユーザーインターフェイスが洗練されていて画面が見やすい、適度に機能が絞られていてシンプルで使いやすいなどの理由で、6社が満場一致で『戦略箱』を選定した。
ひろぎんリースの『戦略箱』ユーザーは約50人。営業部門の社員はもちろん、社長以下の全役員および管理職も『戦略箱』を個人のスケジュール管理と営業担当者の日報確認に使用している。
『戦略箱』の導入によって、個人のスケジュールが確認できることから、上司が部下のスケジュールを閲覧し、計画的な訪問スケジュールを組んで行動しているかどうかを確認し指導することや、営業担当者が役員のスケジュールを確認し、役員帯同訪問を依頼することも容易になった。
顧客ニーズに合わせて集計フォーマットもカスタマイズ
各営業担当者が日々入力している案件情報を、さまざまな切り口で集計できる計数管理機能も充実している。営業担当者が『戦略箱』の案件情報に入力した受注予定や売上予定から予測集計を自動的に行い、「部署別」「担当別」に金額・粗利・数量などをリアルタイムに把握することが可能。同社では、各営業担当者が抱える見込み案件に受注確度(A:ほぼ確定的、B:50%など)の情報を入力し、部署別あるいは担当別にA案件やB案件などがそれぞれ何件あり、物件代金(売上)はどのぐらい見込めるのかを集計。営業部で週1回行われる会議の際、各担当者がどんな案件をどれだけ保有しているのかという情報を共有するためのベースとなるデータとして活用している。
柔軟なカスタマイズが可能なことも『戦略箱』の特徴の1つ。インフォファームでは、ひろぎんリースの要望に応え、各営業担当者別の訪問件数に加え、「新規」「既存」といったカテゴリー別の顧客訪問率などを自動集計するアドオンシステムをAccessで構築した。ひろぎんリースの本社営業部マネージャーの北畠俊寛氏は、「『戦略箱』の標準機能では賄いきれない当社独自のニーズに基づいた集計フォーマットを別途作っていただきました」と話す。
『戦略箱』を6社共同で導入していることから、システムそのものに変更を加える場合には他5社の了承が必要で、かつ費用負担も少なくない。その点、アドオンでカスタマイズに対応することにより、システム全体に影響を与えず、費用も抑えられるというメリットがある。
子会社との連携・コミュニケーションを強化
『戦略箱』の導入によってもたらされた大きな成果の1つが、子会社との連携強化だ。ひろぎんリースは主に設備関係のリース、ひろぎんオートリースは自動車関連に特化したリースの提案を行っており、両社が連携して受注活動を行うことも多い。
日々の業務のなかで、設備リースの商談に関連して自動車リースの話が出てくることもある。その際、ひろぎんリースがひろぎんオートリースの商品を紹介するなど、相互に協力し営業の間口を広げていくことが重要だ。
「こうした子会社との営業の連携をしっかりやっていくことが、『戦略箱』導入の1つの大きな目的でもありました」と本社営業部アシスタントマネージャーの植田雄介氏はいう。『戦略箱』導入後、ひろぎんリースとひろぎんオートリースは情報をオープンにし、お互いのスケジュールや日報などの情報を共有できるようにしており、両社の担当者がスケジュールを調整し、揃って顧客先に出向くことも多くなった。
日報に入力された情報を駆使して「次の展開」を模索
設立 | 1980年10月 |
本社所在地 | 広島県広島市中区本通7-19 広島ダイヤモンドビル8F |
代表者 | 荒木 裕三 氏 |
資本金 | 1億円 |
事業内容 | ①各種動産のリース、各種動産の割賦販売など ②各種自動車のリース ③提携リース会社の取扱商品の提供 |
Webサイト | http://www.hiroginlease.co.jp/ |